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2019年6月11日 (火)

不都合な真実

忖度して隠蔽、改竄、失念等不祥事が続いていた中で、
ようやくホントのことを報告しようと思ったら、
意に沿わない報告書は受け取れないという。


それじゃぁ、また隠蔽、改竄が続くことになってしまう。


金融庁「人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書」



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「老後の蓄え2000万必要」問題。



この問題が「不正確で誤解を与える」というのであれば、
キチンと必要な説明をわかりやすくしなければならないはず。


ちなみに…


65歳時点で2000万円を貯めるために
毎月必要な積立額(運用なしの純粋貯蓄額)


20歳  3万7000円
25歳  4万1700円
30歳  4万7700円
35歳  5万5600円
40歳  6万6700円
45歳  8万3400円
50歳 11万1200円
55歳 16万7000円


…ということで

かなり、難易度は高い。


過去5年間で、金融市場は為替円安、株式相場は大幅な値上がりとなり、
景気回復の象徴とされました。


…が、そのカラクリはあるわけで



長期の安全・安定的・慎重な運用を目指す視点から、
株式等のリスク資産への配分は制限されていたものを、
ポートフォリオの制限枠を2倍以上に大幅緩和。


国民の莫大な年金、大切な積立金を、大量に株式市場につぎ込んだから、
値が上がって当然。


小さなプールに巨大な鯨が解き放たれたという揶揄が、
当時GPIFに寄せられていました。



そして、ひとたび風向きが変われば、株価変動で大きな運用損失を招き、
2018年第3四半期には15兆円が消えたと公表されています。



今回の自助努力を促す問題提起は、この運用損失問題も
当然絡んでいるはずです。


ただでさえ、少子高齢化で年金財政が厳しいおり、
この問題に蓋をして先送りするわけには行きません。


誰もがうすうす感じていた、知りたくない「不都合な真実」


先送りしたところで運用が改善するわけでも、支給額が増えるわけでもない。


誰にも関係する(実は一部の人には無関係?)話なので、腹をくくる必要がありますね。


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コメント

都合の悪いことは知られないように、ひっそりと、こっそりと…。


今回の報告書にしても、そうですね。
報告書を受け取らない、ないことにしてしまった。


そして…


四半期で15兆円の損失を計上した昨年度1年間の運用成績について
発表は例年だと7月第1金曜日予定です。


…が、今年はその発表を選挙後に遅らせるのでは?と噂されています。


過去にも運用成績が悪かった時に1ヶ月遅らせ、選挙後に発表した経歴もあります。

注目しましょう。

公務員の年金資産運用にはそんな「からくり?」があるんですね、知らなかった。

新聞で読んだような気もするけど?

それを知らなかった国民が知ったらひと悶着ありそう。

庵爺さん、そうなんですよね。

公務員の年金資産は、株式に投入されていないんですよ。

正確に言うと、株式運用はしているけれど、従来通りのポートフォリオ、資産配分を維持して、保守的に運用しているようなんです。

民間資産は株式運用に傾斜配分し、自分たちの資産だけは安定運用を心がけているっていうのが、感情を逆なでしますね。

こうゆう話を聞くと憂鬱になりますよね。

それと、本題からは外れているかもしれませんが、根拠は無いがいつもなんとなく感じている

「公務員が優遇されている」感。

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